クリスマスはイエスさまのお生まれをお祝いする日…。それぞれのクラスでどうやってお祝いするか考えました。
3歳ひつじ組さんは大好きな絵本「もりのおふろ」の劇です。「おなかをあらおう」のせりふで本当におなかを出して洗う真似をする迫真の演技が飛び出して会場の笑いを誘いました。実は本番だけのたった一人だけのアドリブでした。「お見事!!」お客さんの拍手に包まれているうちに気持ちが乗っていったのでしょうね。わかる、わかる、その気持ち!
次に登場するのは4歳ろば組さん。ケープや蝶ネクタイを付けて…
楽器演奏と手話ソング。ステージに上がると急に真剣な顔になり。指さす彼方を見つめたり、先生の方をしっかり見たり、目線はバラバラでも息はピッタリです。
そして最後に登場するのは年長はと組さん。イエスさまがお生まれになった時の物語を劇にするのです。ただの劇ではありません。劇そのものが神さまにお捧げする礼拝なのです。心を込めて「クリスマスページェント」が始まります。
ナザレの村に住む大工のヨセフさん。実は婚約者マリアさんが聖霊によって身ごもったというのです。「これは大変。この結婚をなかったことにしようかな。」と思うヨセフさんの夢に天使が現れます。「マリアのおなかには聖霊によってあかちゃんが宿っている。もうすぐ男の子を生むだろう。その子をイエスと名付けなさい。」何と神さまが一緒にいてくださるというのです。ヨセフは天使の言うとおりにマリアを迎えることにしました。
ところが大変、大国ローマが急に人口調査をするので、自分の故郷に帰るようにと命令が出たのです。お腹の大きなマリアをかばいながら、ヨセフはベツレヘムまで旅をします。しかしもうどこも人でいっぱいで泊まるところなどありません。
ようやく一軒の宿の家畜小屋に入れてもらえることが出来ました。世界の救い主イエスさまが生まれるというのに、立派な赤ちゃんベッドも、ふかふかのお布団もありません。馬のエサを入れるかいばおけに新しいワラを敷いた粗末な赤ちゃんベッド…。暗くさびしい世界のために神さまがこの世に送ってくださった救い主のお生まれです。
では、この出来事はどうやって世界中に広まったのでしょう。
一番最初に救い主の誕生を知らされたのは野原の羊飼いたち。町の人には疎まれる人々でした。でも神さまの目は社会の隅でひっそりと暮らす人々にも優しく注がれるのです。天使は言います。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」静かな夜でした。羊飼いたちは早速その場所を訪ねていきました。
遠い東の国で特別に明るく輝く星を見つけたのは占星術の博士たちです。
よく調べると、それは世界の救い主、世界の王様のお生まれを告げる星でした。輝く星を目印に早速その場所へと向かうことにしました。
みんなの願いを乗せて、暗い世に来てくださった世界の救い主イエスさま。生まれてきてくださってありがとうございます。お誕生日おめでとうございます。わたしたちはあなたのお生まれを心から喜びます。私たちの心にもイエスさまをお迎えする事が出来ますように!★メリークリスマス★