海の中

年長さんが、おたる水族館の亀の太郎に心惹かれてからというもの、園の中には何となく海っぽいものが多くなりました。ついには年中ろば組さんも図鑑を見たりしていたのですが「深海水族館を作りたい!」と声が上がり、勢いを増していきます。ならば、作りましょう!下から見上げるときれいなクラゲが浮かんでいます。「でも、しんかいはくらいんだよ~」「くろいがようしがあったら、くらくできるよ!」

「うみにはあわがあるよ。」「えっ?」と優花先生、絶句しながら考えて

足の裏にプチプチを貼り付けて、輪ゴムで止めて、絵具を付けて…「プチプチはあしでふんでもつぶれないんだね。」

後のお掃除も大変だったけど

みんなの心はだんだん深い海の中に広がっていく。「そうだ、海の底にはダイオウイカもいるよね!」

なかなか手の込んだ魚も出来上がり

ダイオウイカが首に巻き付いたら、とても苦しいだろうと想像したり

海を覗くとちょうちんあんこうが光っている仕掛けを作りたくて、参観日に来ていたお父さんお母さんの力とアイデアを借りて…
「あ、光っている!」「おみやげもうりたいよね。」

透明な亀の甲羅の中には、おいしそうなお菓子が入っています。「そうだ、おみせやさんごっこの時に売ろうよ!」と言うことになり、お店屋さんの中に、深海水族館も登場することになりました。さて、どうなるかな?