秋のみのり

こども園の小さな畑に今年はたくさんのオクラができました。

ジャガイモも、ほれたよ!

おおきいの、みつけたよ~

野菜や麦をかざって、今年の収穫を感謝します。

それから、みんなで美味しくいただきましょう。

ジャガイモを洗って

丸めたアルミホイルで皮をむいて下準備。キッチンでふかしてもらって、そのまま食べたり、お味噌汁に入れたり…「おいしいね!」

年長はと組さんはもっと手間をかけました。数日前からどうやって食べるか本で調べて、芋餅を作ることに決定!

何が必要か、どんなふうに作るのか…紙に書いていく。お砂糖とみりんと片栗粉とお醤油と油。

近くのお店に出かけたけれど、色々な種類があって悩ましい。

レシピを見ながら、ジップロックにふかしたお芋を入れて、つぶして

ラップにくるんで丸めて、つぶして…一人ふたつ作って、形になったら、後は焼くだけ!

でも話はこれで終わりではありません。実は午前中、はと組では真剣な話し合いがありました。

「ねぇ、小さい子や先生たちにも食べさせてあげたいよね。」

「でも、自分の分を分けてあげても、まだ足りないよ。どうする?」「半分こにしてあげようか?」「小さい子はお味噌汁に入れてたべるんだって!」「先生たちにはどうする?」「先生たちはいつもお仕事がんばっているから、絶対に食べさせてあげたい!」「小さい子の先生たちはお昼寝の時に、こっそり呼んであげようよ。」「じゃあ気合を入れて、また作る?」「あ、森下先生もお芋を分けてくれたから、食べてほしいよね~」と話は延々と続き…やがて給食の時間になり

ホットプレートで焼きながら、みたらしのたれを作っていく。計量スプーンで「すりきりいっぱい」をしっかり計る。(分量はだいじだね!)

だんだんトロミとツヤがでてきた。「はやくたべた~い」

手間と時間をかけただけ、お芋はフワッと甘くておいしくできていた。

お昼寝の時間になると、赤ちゃんの先生も次々とやってきて

たくさんの実りとたくさんの働きに感謝する1日となりました。