
マリアも天使も落ち着いてその時を待っている。もうすぐイエス様がお生まれになったときの劇「クリスマスページェント」が幕を開けようとしている。
壁に貼ってあるのは自分の役。今日までずっと本番をイメージしながら練習を重ねてきた。初めて衣装を着けた総練習ではドキドキして歌声もかすれてしまったけれど、もう大丈夫!
だって、みんながいるから!
ホールに入ると一気に緊張の波がやってくるけれど…

みんなで劇をして、イエス様がお生まれになったときのことをみんなに伝えていくのが年長はと組さんの大事なお仕事なのだ。
劇の最後には博士たちが登場して飼い葉おけのイエス様に黄金・乳香・没薬をお捧げする。これは遠い東の国から持ってきたそれは高価な贈り物。
そして、実はエス様こそが神さまから私たちへのプレゼントだということを私たちは知っている。だからクリスマスにはプレゼントを贈り合うんだって!…と思ったら、サンタさんが現れた!
サンタさんからの今年のプレゼントは編みぐるみ。ひと針ひと針、心を込めたプレゼント。このためにたくさんの人がサンタクロースになって協力してくれたらしい…。手先の器用なサンタさん達、ありがとうございます!
同じ日に、小さい組の子ども達のクリスマス会もありましたが、先生の周りに集まってきたのは、たくさんの小さなサンタさん達。

ところで、サンタクロースのおじさんの本当の名前は、聖(セント)ニコラウス。神さまを信じる心で、困っている人を助けてあげた人なんだって!
この日、子ども達と保護者の皆さまから、たくさんの献金が捧げられました。みんなの気持ちを込めて、アフリカやアジアでその地に根差した活動をしているいくつかの団体に送ることができました。私たちが小さなサンタクロースになれたことを神さまに感謝いたします。
★メリークリスマス★

