ある時、園庭の芝生の中で見つけたこれ、なんだと思います?(実は葉っぱもちゃんと付いていましたよ)子ども達に聞いてみたら圧倒的多数で「ごぼう!」お母さんたちに聞いてみても「ごぼう?」「カブ?」(確かに茎の色はカブのような色です。)「ざっそう」という答えもありました。間違いではないけれど…。
「ミミズ?」とたずねた子のセンスはなかなかのものだと思います。何しろ土の中から引き抜いたのですから。
これでおわかりでしょうか?そう、タンポポでした!この写真は2日後に抜いた別のタンポポです。花瓶に入れて1日も経たないうちに葉っぱがどんどん萎れていくようです。最初に抜いた方は葉っぱが黄色くなったのでハサミでカットしました。
すると次々に新しい葉っぱが伸びてきました。「かみの毛も生えているね!」子どもの観察眼とタンポポのたくましさに脱帽です。
こども園の2学期が始まりました。タンポポのようにありたいと思います。踏まれても折れることなく立ち直り、深く根を下ろして、強さの上に可愛い花を咲かせ、綿毛のように軽やかに心を躍らせて…いつか大人になって遠くに飛んで行っても、又しっかりと根を下ろせるように…ね!運動会ももうすぐです。
1 かみさま、ください、元気な力を。みんなと一緒に、遊ぶ力を。
2 かみさま、ください、助ける力を。みんなと一緒に、助ける力を。
3 かみさま、ください、信じる力を。みんなと一緒に、生きる力を。
(幼児讃美歌Ⅱより「ちから」 キリスト教保育連盟出版)