「こどもの日」が近づいてきたある日、子ども達はこいのぼりを作りました。
先生が切ってくれたウロコに模様を描いてペタペタと貼ったらとてもきれいになりました。
息を吹きかけたら、風車が回って、こいのぼりもゆらゆらと動く楽しいこいのぼりもできました。
だけど園に飾るみんなのこいのぼりがありません。そこで…
大きなビニールの筒を先生達が最初に作って、はと組さんがテープでカラフルな模様を貼り付けました。
そのテープの上に、一人ひとりが作った小さなこいのぼりを、重ねていきます。隙間からさっき貼り付けたテープの色が見えて、すごくきれいです。出来上がったら早速取り付けてみよう!子ども達が園庭で見守る中、風が強くて竹がしなり、ちょっと大変…。
イメージ通りに風に泳ぐこいのぼり!
けれど、この日(4月25日)札幌の最大瞬間風速は16mを超え…子ども達がせっかく貼り付けた一人ひとりの小さなこいのぼりの幾つかは、風に乗って高く自由に舞い上がり、どんどん泳いで行ってしまいました。いなくなったこいのぼりを必死で拾い集めて修復したのは言うまでもありません。
そして、こいのぼりは見事に復活し、翌日は程よい風を受けて気持ちよく泳ぎました!
鯉はとても丈夫で逞しいのです。さぁ、すくすくと育ちながら、どこまでも高く泳いで行こう!