メリークリスマス

お揃いの衣装を着て張り切っている年長はと組の子ども達。

こちらはお星さま。笑顔もぴかぴかに輝いています。

天使たちは穏やかな笑顔でその時を待ちます。

これから、世界で最初のクリスマスの出来事を劇でみんなに伝えるのです。あふれ出る気合とほんの少しの緊張…。

イエスさまを見守るヨセフさんとマリアさんも準備が整って、クリスマスページェントが始まります。(総練習の写真も交えて大まかなストーリーをどうぞ!)

遠い昔から大国の支配に怯えてきたユダヤの国の人々の心の支えは、預言者によって伝えられてきた救い主の誕生です。その希望は暗闇の中でも消えることなく、灯り続けました。

ある時、ナザレという小さな町のマリアのところに、天使が現れて告げました。「もうすぐあなたに男の赤ちゃんが生まれます。その子は神さまの子どもで、やがて世界を救う王様になります。」戸惑うマリアに、天使は言葉を続けます。「恐れることはありません。神さまにできない事は何一つありません。」それを聞いたマリアは、神さまの御心のままに行われるようにと心から祈るのでした。

マリアのお腹はどんどん大きくなりました。婚約者のヨセフのところにも夢で天使が現れ、すべてが神さまのご計画であることを告げました。一大決心をしてマリアを受け入れたヨセフを、更に大きな困難が襲います。その頃ユダヤはローマの属国となっていましたが、税金の額を知るための人口調査が行われ、自分の生まれた町に帰るよう命令が出されたのです。身重のマリアを伴って150㎞…。ようやくたどり着いたベツレヘムの宿はどこも満員でした。

マリアのお腹の子は今にも生まれそうです。ようやく泊めてもらえたのは町外れの家畜小屋でした。藁を敷いた飼い葉桶のベッドが赤ちゃんの誕生を待っています。孤独な人、貧しい人、苦しむ人に寄り添うために、貧しい身分となって暗く寂しいところに生まれてくるイエスさま…。

こんな大事なことを誰も知らないのでしょうか?いえいえ、そうではありません。野宿していた羊飼いのところにたくさんの天使が現れました。

「今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになりました。この方こそ主メシアです。さぁ、はやく拝みに行きなさい。」

(※メシアとは救い主のこと。「ダビデの町」とはあの有名なダビデ王の生まれ故郷、ベツレヘムの事です。旧約聖書には「救い主はベツレヘムに生まれる」と記されています。)

喜びにあふれた羊飼いたちは、ベツレヘムへと急ぎます。町の人から蔑まれ、町に出向くこと等なかった羊飼いたちに、真っ先にこの喜びが伝えられました。イエスさまにお会いした羊飼いたちによって、クリスマスの出来事は本当の出来事として、人々に伝えられたのです。

さて、この嬉しい出来事を知ったのは、羊飼いだけではありません。遠い東の国では学者たちが星の研究をしていました。ある時、不思議に輝く星を見つけたので、古い書物を調べてみると、世界中を救う王様の誕生の印であることが判りました。

不思議な星は、長い長い旅を続ける学者たちに先立って進み、ベツレヘムの小さな小屋の上で止まりました。学者たちは高価な宝物を贈り、ひざまづいて祈りを捧げました。

「クリスマス」とは「キリスト マス」、「救い主への礼拝」を意味します。今年のクリスマスも世界中で「メリークリスマス」の声が賑やかに飛び交うことでしょう。世界のあちらこちらで「救い主のお生まれを喜び、礼拝しよう!」と声高らかに告げられるのです。

私たちも心からイエスさまのお生まれをお祝いします。イエスさまをこの世界に送ってくださった神さまに心から感謝します。

メリークリスマス