もうすぐ夏休みを迎えようとする7月のある日、こども園の庭に長～い紙が広げられました。絵具を使った「アート」です。
絵筆も使うけれど…紙だけじゃもったいない！爪にもきれいにペイントしてみよう！色々しているうちに、だんだん気持ちが弾んできて…「あ、色がまざってもきれいだよ！」「うん、エメラルドグリーンだね。きれい～」と、次々と生まれる微妙な色の美しさに見とれているうちに…
「ちょっとにゅるにゅるしているね～」と感触も楽しみながら、足にもペイント。
手も緑色になって、何だか違う生き物になった気分です。この後、体を洗うのがちょっと大変だったけどシャワーですっきりしました。
さっきの紙を眺めているうちに「あれ？木の葉っぱみたいだね！」「木だ！木にしよう！」そして翌日。
作ったのは、木にとまっているたくさんのクワガタ！H君がキャンプで見つけて持ってきてくれたクワガタ（名前はルーカス）を切り紙で再現してみました。カブトムシも蝶々も集まって、楽しい木の出来上がりです。
アートの世界に心躍らせて、子ども達の目にはクワガタの森が広がっていくのでした。
